結果にコミット!続報

こんにちは、Tango245です。
当店、「日本のビジネスマンを全力で応援する」をミッションに、「結果が出るアイテム」をご紹介させていただいているわけですが、またまたうれしいお知らせをいただきました。当店にて、フォルモサ(先代です)のビスポークをお買い上げいただきましたお客様が、プレゼンに臨まれ、熾烈な競争の中、見事、一部上場企業の部長にご昇進されたとのことであります。もちろん、ご昇進はご本人の能力の高さ故ではありますが、当店といたしましてもうれしい限りで励みになります。この度はおめでとうございます。次はいよいよ役員人事かと存じますが、引き続き全力で応援させていただきますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

実はそのお客様は、そのフォルモサ(先代です)のビスポークを大人買いしていただいております。同サルトはナポリはナポリですが、ナポリナポリしていないサルトで、パニコやピロッツィーとは180度違う、一見普通のスーツなのですが、普通が一番でもあり、また欧米のエグゼクティブの間でも、気難しいフランスでも人気がありますので、安心して送り出した奴らだったのですが、お客様の足を引っ張らず、少しはいい仕事してくれたかと思うとホッとしています。

当店今後も、お客様のミッションに合わせ、結果にコミットできるアイテムをご紹介させていただきますので、最近なんか調子が出ない、もう一発狙っている、絶好調でたたみかけていきたい等、いかようにもご提案いたしますので、何なりとおっしゃってくださいませ。

それと一つお願いがありまして、当店、これまで商品のホールドを割と気軽に承ってまいりまして、期限なし、手付金なしでやらせていただいてきました。その結果、ホールド品目が横に広がってしまい、新たに問い合わせをいただいても、「それホールド中なんです」、「すみません、それもホールド中なんです。」とお断りするケースが増えてきている状況であります。

ホールド品は手元保管のお品もありますが、ユルユルで承っていますし保管場所も限られ、また一度見てみたいというお客様もいらっしゃいますので、恐縮ですがそのまま店内で展示させていただいている商品もあります。一方で、ホールド中のお客様もご失念されているケースも割とございまして、当方、それは全く構わないのですが、新たに問い合わせをいただくお客様にはご不便となってしまっています。なので大変申し訳ないのですが、4月以前に商品をホールドしていただいているお客様で、ひきつづきご購入をご検討いただけるお客様は、当方までその旨ご一報いただきけませんでしょうか。こちらからリマインドのご連絡を差し上げたりもしているのですが、なんか営業かけているようで気が引けます。「やっぱりいいや」というお客様はそのままご放念いただいて構いません。今後につきましては、もう少しちゃんとしたスキームで引き続き承ってまいりますので、すみませんがご理解のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

大変恐縮ではありますが、当店、クレジトカードに対応できておらず、もし何かお買い上げいただける場合は現金決済となってしまいます。ご不便おかけいたしますがご容赦いただきますようお願い申し上げます。また不定期営業であり、倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。すでにお買い上げいただいている場合もありますのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。*当店につきましてはこちらこちらも読みいただければありがたいです。*コーヒーのご提供につきましてはコロナ蔓延を鑑み、現状自粛させていただいております。

マニュエラさん、復帰です!

こんにちは、Tango245です。
お待たせしておりました、当店のシャツ職人のマニュエラさん、再開のめどが立ってまいりました。昨年9月に無事にご出産されたのですが、その後、産後特有の腱鞘炎に悩まされ、鉛筆も持てない状態が続いていたご様子だったのですが、ここにきて快方に向かわれているようで、「お預かりしているご注文分の製作から随時始めていきます」とのご連絡をいただきました。納品が遅れておりましたお客様には、ご迷惑をおかけしてしまっているのですが、すみません、今しばらくお待ちいただければと存じます。何卒宜しくお願いいたします。次回受注会も6月末か7月初めをめどに開催予定ですので引き続きよろしくお願い申し上げます。

アスリートの人のお話なんかでは、「引退後、少し競技から離れてみてからいろいろと分かったことがあり、それを現役時代に気付けていればもっと長く続けられた」、というようなお話がよく出ます。俗にいう「やめてからうまくなる」というやつです。マニュエラさんも、少しシャツ作りから距離を置き、またご出産という人生の一大イベント(失礼)をご経験されたことで、技術的にも精神的にもいろいろと考えるところがおありだったようで、それを今後のシャツ作りにも活かしていただけるものと思います。

当店のシャツは、アンナ・マトッツォをとりあえずの目標に、追い付け追い越せでやっておりまして、コスパでは既に超えていると個人的には思っておりますが、今後は質の向上が加速化してきますので、数年後、コスパだけでなく、クオリティーも、そして価格も超えられるよう頑張ってまいります。

ということで、今回は再開記念として、先着10名様、シーアイランドコットンの生地をアップチャージなしでご予約承りますので、ご興味お持ちいただけるお客様はぜひよろしくお願いいたします。

大変恐縮ではありますが、当店、クレジトカードに対応できておらず、もし何かお買い上げいただける場合は現金決済となってしまいます。ご不便おかけいたしますがご容赦いただきますようお願い申し上げます。また不定期営業であり、倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。すでにお買い上げいただいている場合もありますのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。*当店につきましてはこちらこちらも読みいただければありがたいです。*コーヒーのご提供につきましてはコロナ蔓延を鑑み、現状自粛させていただいております。

委託品のご紹介

こんにちは、Tango245です。
一昨日(6日)がてっきり月曜日だと思っていたら、昨日(7日)がまだ土曜日らしく、いったい日本はいつまで休むのか、こんなんで大丈夫なのか、と憂うTango245です。ようやく明日(9日)から通常通りですか。これだけ休日が多いのに、さらに働き方改革だの有休消化だの、そんなに働かせたくないなら、とっととベーシックインカムにでもして、働きたい人間だけでやらせてくれ、とさえ思ってしまいます。すみません、個人の感想です。

世の中がそんな縮小均衡的なモードの中でも当店は、100時間ぶっ通しで仕事ができるスーツとか、要もないのに締めたくなるネクタイとかを作り続け、日夜黙って奮闘されている日本のビジネスマンを全力で応援していく所存でありますが、本日は委託でお預かりしている逸品の紹介です。

一品目はクレバリーのビスポーク、黒の外羽根のセミブローグです。90年代にオーダーされたお品で、革質は最高、状態もそれほど履きこまれておらず、一生ものになりえる逸品です。サイズは7.4相当というところで、専用のシューツリーが付きます。前オーナー様が有名リペア店で中敷きを1枚入れられたものの、残念ながらサイズ感が、、、ということでお預かりさせていただきました。外寸自体は8弱相当というところです。このままお履きになられるもよし、中敷きを取り外して戻すもよしだと思います。クレバリーもロブも今やビスポークは軽く100万円越えと聞いていますし、この為替を考えると早晩150万円とかになるのでしょうか。前オーナー様のご厚意で現行ビスポークの消費税並みの金額でお出しできますので、よろしくお願い申し上げます。(90年代のクレバリーのビスポークはいいですよ。)

二品目は、ブリオーニのスーツです。当店、ブリオーニは日本のビジネスマンの戦闘服と考えており、それゆえ昨今は基本的に未使用品しか扱わないのですが、今回は着用感がほとんどないお品でしたので、お預かりさせていただきました。サイズは細身で48コルト、遠目にはグレー無地、専用ガーメントバックも付属します。ちなみに専用ガーメントが付くということは、アウトレットでの購入ではなく、路面店、直営店でのお品ということになりますので、筋のいい物件ということになります。

思えば「柄シャツ」とともに「(店の)高速コーナー」と言われたブリオーニコーナーですが、最近は「大人買いコーナー」、「指名買いコーナー」と呼ばれることもあるほど、おかげさまで徐々に認知度が高まってまいりました。

ブリオーニのコツは「(仕事忙しくて)服なんかに興味はない」感が大事で、「(ビジネスマンとして)ちゃんとした服を買ったらそれがたまたまこのスーツ」で「これブリオーニっていうんですか。有名だったんですね」、「安くはないですがスーツは我々の商売道具ですから」という感じであります。

これも個人の感想で大きなお世話なのですが、商売道具にもお金を掛けない昨今、ちゃんとお金をかける人との差は歴然だと思います。当店もお買い上げいただいたお客様がお仕事で結果を出され、その後報告をいただくこともしばしばで、もちろんそれはお客様のお仕事の能力の高さ故ですが、当店としてもうれしい限りです。服に限らず、そんな拡大再生産的成功体験が、お一人、お二人、5年、10年と日本全国で積み重なっていけば、この国もなんとか存続できるのではないかと思ったりもします。皆様どうぞよろしくお願いいたします。

大変恐縮ではありますが、当店、クレジトカードに対応できておらず、もし何かお買い上げいただける場合は現金決済となってしまいます。ご不便おかけいたしますがご容赦いただきますようお願い申し上げます。また不定期営業であり、倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。すでにお買い上げいただいている場合もありますのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。*当店につきましてはこちらこちらも読みいただければありがたいです。*コーヒーのご提供につきましてはコロナ蔓延を鑑み、現状自粛させていただいております。

 

写真集その後

こんにちは、Tango245です。
インスタグラムでもアップさせていただいておりますが、写真集の発刊に向け、ようやく撮影を始めました。本来ならもう出しているはずなのですが、より良いものを作ろうと喧々諤々、妥協のない会議を続け過ぎ、ふんだんにあった予算は軽くオーバー、発刊も遅れ遅れとなっています。

もともとはこれまでプロのフォトグラファーの人に撮っていただいた写真と、自分がスマホでインスタグラム用に撮ってきた写真で作ろうと考えておりました。ですが会議を重ねるうち、自分が撮った写真とプロの人に撮ってもらった写真の質の違いがありすぎるという貴重なご意見が相次ぎ、この際、基本的には全面改定となった次第です。それでも「一寸の虫にも五分の魂」、何枚かは捻じ込む予定ではあります。

当日はお客様にもご参加いただきつつ、ブラック企業ですので丸々2日、がっつり撮影してもらい、フォトグラファーさんのご帰宅は連日夜中と相成ってしまいました。皆様お疲れ様でございました。

次回ですが、今回の写真をもとに、バグ出しを行い、あと2回ぐらいはやる予定です。突然の御連絡になってしまうかと思いますが、今回日程的に厳しかったお客様ともども、何卒よろしくお願いいたします。

また今月はペイペイと中央区がタイアップし、MAX20%(上限あり)ポイントアップキャンペーン?、開催中です。普段はバーゲンをしない、というか(一部の無駄に高い商品を除き)いつもバーゲン価格の当店、店員一同お待ちしておりますので、何卒よろしくお願いいたします。

大変恐縮ではありますが、当店、クレジトカードに対応できておらず、もし何かお買い上げいただける場合は現金決済となってしまいます。ご不便おかけいたしますがご容赦いただきますようお願い申し上げます。また不定期営業であり、倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。すでにお買い上げいただいている場合もありますのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。*当店につきましてはこちらこちらも読みいただければありがたいです。*コーヒーのご提供につきましてはコロナ蔓延を鑑み、現状自粛させていただいております。

ここはTangoしかない!

こんにちは、Tango245です。
日本のビジネスマンを全力で応援するTango245、全国各地から続々と朗報をいただいており、服屋冥利に尽きる状況で痛み入ります。今回いただいたお便りは、弁護士の先生からで、ある弁護で一審で残念ながら敗訴となってしまったものの、二審の控訴審で見事逆転、完全勝利を勝ち取られたとのことです。

確実に勝てる裁判しか引き受けず、勝率100%を謳う先生も少なからずいらっしゃるという話は聞いたことがあります。一方の我々依頼人側も、勝てば自分の手柄、負ければ弁護士のせい、というマインドが蔓延っているのもある意味事実ではありましょう。こうした中、きわどい勝負を引き受けるというのは、精神的にも経営的にもキツイ判断で、ましてや一審敗訴の控訴審となると、かなりしびれる状況だったと思います。

そんな状況下、控訴審に臨まれ、ここはTango245しかないということで、別注のネクタイ、シャツ、スーツの装束で臨んでいただき、見事完全逆転勝訴を勝ち取られたとのことです。もちろん逆転勝訴はご本人の能力の高さ故でありますが、店主も裁判の末席に同席させていたたようで服屋冥利に尽きるうれしいお話でありました。皆様、法律関係で何かお困りの際は、お話を御繋ぎいたしますのでいつでもおっしゃってください。

それで2月の初めに、手縫いのカジュアルシャツをご紹介させていただき、その絡みで手縫いのワークシャツを前回ご紹介致しました。それでまた手前味噌炸裂なのですが、やはりシャツは柄物だと思うわけです。

普通に考えるとですが、生地でいいますと、柄物の方がデザインや糸の色数や段取り等、無地よりも手間がかかると思います。また同じ柄が大量にあると困りますから、作る方も生産ロットも絞るため、コストダウンが効きにくくなります。その反面、一般的に無地のシャツと柄のシャツの定価はグレードが同じならだいたい同じか、むしろ安いです。ですので建付けとしましては、「柄物で発生するかもしれない損金を無地物で回収」と、販売側はそういう構造になっているのでは、と思うわけです。(想像です)

消費者目線では、無地はセールになりにくいですし、なっても割引率は渋いです。なので同じ縫製なら、気に入った柄物を(迫力のある)セールで購入するほうが得策かなと思います。(迫力のある)セールなら失敗しても大けがはしないですし、長い目で見れば失敗の積み重ねが、将来の引き出しの多さにつながるわけであります。なので(迫力のある)セールでは、むしろ「これ、誰が買うんや」的なのを選ぶのが正解とも思っています。

そもそも無地のシャツから醸し出される、その上品な雰囲気は、それまで着倒してきた柄物のシャツの数に比例するんじゃないでしょうか。実際「またそんな(同じ)の買ってきてどうするん?」と言われるぐらいなら「またそんな(変な)の買ってきてどうするん?」と言われる方が、発音は同じですが、内容はいいと思います。なので、無地に移る年齢はどこまでも引っ張っておきたく、例えばですが、50歳過ぎてすぐシニアに移り、体力を武器にシニアツアーで優勝狙うより、いつまでもレギュラーツアーで頑張っていて、若手から「まだやってんすかぁ~」と言われる感じが大事なのではと思う次第であります。

とはいえ、これまではそんなに突き抜けた「変なの」がなかったわけです。物が売れない昨今、柄物のシャツなんて言うのは販売側はリスクですので、現場がやりたしでも上がNO、Goでも置きに入った柄物か、縫製や材料を落とす等々、制約を課せられるんじゃないかと思います。それなりの商品になってしまうので結局売れず、上は「やっぱり売れないじゃないか」、現場は「こういうんじゃないんですよ」といっても伝わらず、疲れるだけで、気が付くと自分も後輩にはNo出して、お客さんには(収益性の高い無地物を)「無難ですよね」と勧めていると。キツイ業界です。

ということで、ユルユルの当店、そんな置きに入っていない、手間暇のかかった、その「変なん」を何回かに分けてご紹介させていただきます。季節柄、別名「新子のようなシャツ」です。新子ですが値段は小肌、寝かせてますが未使用品です。よろしくお願いいたします。

大変恐縮ではありますが、当店、クレジトカードに対応できておらず、もし何かお買い上げいただける場合は現金決済となってしまいます。ご不便おかけいたしますがご容赦いただきますようお願い申し上げます。また不定期営業であり、倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。すでにお買い上げいただいている場合もありますのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。*当店につきましてはこちらこちらも読みいただければありがたいです。*コーヒーのご提供につきましてはコロナ蔓延を鑑み、現状自粛させていただいております。

 

結果にコミット!

こんにちは、Tango245です。
「日本のビジネスマンを全力で応援する!」が、当店のミッションなのですが、先日うれしいご報告をいただきました。当店でお買い上げいただいたスーツでプレゼンに臨まれたところ、ビッグディールを受注されたとのこと。もちろんデールの獲得はご本人の能力の高さ故でありますが、当方もその末席に同席させていただけたような気がして、服屋冥利に尽きるうれしいお話でありました。そのうえ、その記念に何かご購入をお考えいただいているとのことで、三方一両損ならぬ三方十両得であります。今後とも当店、日本のビジネスマンの皆様の結果にコミットしていきますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

本日のご紹介は、少し前の手縫いのカジュアルシャツのデリバティブで、手縫いのワークシャツ、手縫いのダンガリーシャツであります。ワークシャツなどは、ヘビーデューティーであることが大事な要素で、アマーノ、アマーノの手縫いでは、そもそもその要求に耐えられません。ですがこのシャツ、そんなことは関係なく、手縫いを多用、多分その辺のナポリのドレスシャツ(ちなみにこのシャツもナポリです)よりも手縫い比率は高いと思います。

手縫い比率が高いからえらいわけではありませんし、もともとはミシン買えなかっただけとも思いますし、それでこのワークシャツが手縫いだったのなら、絶対アカンやつやろ、と思いますが、ジャケパンでダンガリーを合わせる猛者の皆様や、カントリー調のカフェのマスター、また工場等でワークシャツ着てパソコンワークの皆様等々、着心地優先の場合も多々ありますので、そんなときは頼りになる1着かもしれません。見た目は完全にワークシャツ、ですが硬くて重い通常のシャツとは着心地が全然違いますので、効率アップ間違いなし、空いた時間で、春のG1、オークスや日本ダービーの分析、あるいはルーブルのタイミングでもおはかりください。結果にコミット!のTango245でした。

大変恐縮ではありますが、当店、クレジトカードに対応できておらず、もし何かお買い上げいただける場合は現金決済となってしまいます。ご不便おかけいたしますがご容赦いただきますようお願い申し上げます。また不定期営業であり、倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。すでにお買い上げいただいている場合もありますのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。*当店につきましてはこちらこちらも読みいただければありがたいです。*コーヒーのご提供につきましてはコロナ蔓延を鑑み、現状自粛させていただいております。

手前味噌全開!

こんにちは、Tango245です。
先日、お電話でマリアーノ・ルビナッチのスカーフのお話をいただいたのですが、定価9万円(税前)とのことで、大きさも若干大判らしく、「まあ、それぐらいですかね。ルビナッチのシルクだと」と聞きますと、シルクは15%でレーヨンが85%。さすが、ロンドンでは一人勝ちの状況とも言われるルビナッチ。値付のレベルが違いました。これでシルク100%だったら軽く20万円越え、天気晴朗なれども波高し、晴れた日には税込み30万円も見える景色かもしれません。ブルネロの麻のスカーフも20万円とかでしたので、自分も奮闘努力し、彼らの価格戦略を少し勉強させていただけないかと思っております。

本日のご紹介は、そのマリアーノ・ルビナッチの前身、ナポリの銘店「ロンドンハウス」のサファリ・ジャケット、デッドストックです。ブログでは半年ほど前に、またサイト内でもTango245の項でご紹介させていただいてはいたのですが、季節的にもちょうどよくなり、また実際、ブルゾンとともにこのところ何点かお買い上げいただけておりまして、それで再度のご紹介です。もちろん、手前味噌全開です。

(ブログ等にもあります通り)もともとサファリジャケットはあまり好きではなかったのですが、羽織ってみると時代感なのか年齢なのか、最近は腰ひもを少し絞った感じが何ともいえないいい感じと思っています。またウールやコットン素材もいいのですが、これらはアタリや味が出てくるのに時間がかかり、それまでは散髪屋さんから出てきた感じで少々気恥ずかしいわけですが、これは麻、デッドストックということもありデイワンからヤレ感満載であります。実際、勢いあまって現在サファリジャケットの別注品を麻素材で画策してしまっています。

サファリジャケットをオマージュ?させていただくとしたら、これも前のブログにもありますとおり、自分としてはバルスターかここになり、とりあえずは今回、手元にあるロンドンハウスで行きますが、よく考えると、別注品作るとなると、かなり頑張ってもこのサファリジャケットの当店販売価格の2倍近い金額になってしまいそうなのであります。

オマージュ?したのが本家の価格の2倍なら、そりゃあ本家を買った方がいいに決まっています。同じ値段でも多分そうですよね。リラの時代の当時の価格を参考にそこからディスカウントさせていただいて設定したのですが、完全に間違って付けてしまいました。冒頭のような価格戦略のルビナッチなら、吊るしのサファリジャケットでも20万は超えると思いますし、そこをベースに考えておけば当店の別注品もコスパは悪くなかったわけです。

でもまあ残り数着ですし、(若くないですが)若い時の苦労は買ってでもしろとも言いますし、このままこの間違ってしまった金額全開で突っ走りますので、皆様、よろしくお願いいたします。クラシコのかつての巡礼地、ロンドンハウスのサファリジャケット、現行品のレーヨンのスカーフより全然安い税前6万8000円!、しかもTango245に入れてしまったので、(まだできていませんが)原価5万円の写真集付き‼、残り数着(44は完売、のこりは大きめ、46、48、50)‼‼、 店内の各員も一層奮闘努力です。

大変恐縮ではありますが、当店、クレジトカードに対応できておらず、もし何かお買い上げいただける場合は現金決済となってしまいます。ご不便おかけいたしますがご容赦いただきますようお願い申し上げます。また不定期営業であり、倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。すでにお買い上げいただいている場合もありますのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。*当店につきましてはこちらこちらも読みいただければありがたいです。*コーヒーのご提供につきましてはコロナ蔓延を鑑み、現状自粛させていただいております。

ジャンニ・ボルぺが届きました。

こんにちは、Tango245です。
先日ブログに書きました、コテコテのナポリ仕立て、ジャンニ・ボルぺのコート、ジャケット、スーツが計8着、ようやく届きました。素材は極上、程度・状態も悪くないです。水洗いは行おうとは思ってますが、生地がいいので、若干悩ましく思っています。

サイズは46相当と書きましたが、もう少し大きく48か49相当で、どちらかというとポッチャーリで、細い人向けではない感じです。ウールが1,2着、あとはカシミア素材と思われます。下写真で、グレーがスーツ、薄茶の一つがコートで、残りがジャケットで、あとジャケットのセットアップ用に作った、無地のパンツが2本あります。

薄茶のカシミアコートはノーマルですが、ジャケットのコテコテ度はかなりなものでちょっと異次元です。ハンド比率も頭一つ出ていて、ナポリでも現状ここまで手で縫っているサルトはいないと思います。Tango245では、「パニコは福臨門、ピロッツィ―は究極の街中華」と書きましたが、これを見るとピロッツィーも桃花林、「究極の街中華」の称号はジャンニ・ボルぺに譲ろうと思いました。雰囲気はなかなか文章にし難いので、ご興味あるお客様は一度見に来ていただければと存じます。すみません。

大変恐縮ではありますが、当店、クレジトカードに対応できておらず、もし何かお買い上げいただける場合は現金決済となってしまいます。ご不便おかけいたしますがご容赦いただきますようお願い申し上げます。また不定期営業であり、倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。すでにお買い上げいただいている場合もありますのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。*当店につきましてはこちらこちらも読みいただければありがたいです。*コーヒーのご提供につきましてはコロナ蔓延を鑑み、現状自粛させていただいております。

パ、パ、パ、パリじゃないの?

こんにちは、Tango245です。
少し前に、別のフランスの細いルートから「トランクショーやらないか」と持ち掛けられ、「うぉぉ~、いよいよ、故ダイアナ妃ご用達のバンドーム広場の某ホテルのスイート(長い)でトランクショーかぁ」、「ちょっと早い気もするけど、アルニスオールドイングランドももう無いから、もはやうちぐらいしかないからねぇ」、「ついでにロンドンとミラノも噛ましてくるか」と全快で前のめりになってしまったのですが、話を聞いていくとどうも様子が違うようで、「パ、パ、パ、パリじゃないの?」、「いや日本で」、「なんでうちが日本でトランクショーやるねん?」、「だから俺の贔屓のナポリのテーラー紹介するっていってるやろ」、「はあ?」。世界はまだ早かったようです。向こうの方が「はぁ?」だったかも知れません。

この前の「日本の職人さんと世界に出ていく」という、ジャンニ・ボルペの時のうちの話(物は今のところ無事に空路移動中のはずです)とは違ってくることもあり、一応「いいけど費用はどっち持ち?」と聞いて「そりゃあお前のところだろう」と来たので、「いやあコロナだし、円安やし、ちょっとなぁ」とか言ってお茶を濁しました。とはいえ費用をどちらが持ったにせよ、結局はどちらかの値段に含まれることになり、最終的にはあまり変わらないですし、せっかくの話なので少しずつ進めていくことになりました。

テーラーのことを聞くと、長年中堅どころのサルトに勤務した後独立し家族経営で仕立てを行っているようです。中堅とはいえ、奥が深いナポリです。まだ現物を見たことはないのですが、マニアックなそのフランス人が贔屓にしているわけなので、結構楽しみではあります。

ただうちは、「無駄にハンドにこだわっているので、100%ハンドで作ってもらわないと厳しい」ということを強調。このやりとりが結構大変で、生地の端の処理や、ズボンのポケットの袋等も含め、本当にミシンは使わないでくれと念を押すと、「いやいやそんなん意味がないだろう」、「いやいや意味がないことに意味があるんや」、「性能も落ちるやん」、「ええねん」、「なんで性能が落ちていいんや?」、「アホやから」、「初めに言えよ」、「言ってるやろ」、、、、。途中からは好意的に受け入れてくれましたが、こういうのが延々続きました。これがアメリカだったら多分通じないと思うのですが、フランス人やイタリア人は、(手抜きのリスクはあるものの)最後は関西弁が通じるところが楽しいところであります(個人の感想です)。

ということでまずはサンプルを作ろうとということになり、とはいえお互いの認識にかなりの温度差があるかもと思い、「一度サンプルのサンプルとして、ハウススタイルでいいからこの寸法で、ミシンで作ってくれない?」とお願いすると、「ハンドじゃないのか?」、「だからサンプルのサンプルで」、「?」、「前裁きだよ」、「??」、「ベータ版作ってバグ出しだよ」、「???」、「とりあえず、安くて早いだろ」、「そのあとでハンドでまたサンプルお願いするから」、、、とこれまた結構大変であります。まあそんなこんなで途中どうなるかもわかりませんが、楽しく進めていく予定です。またご報告しますので、よろしくお願いいたします。

 

大変恐縮ではありますが、当店、クレジトカードに対応できておらず、もし何かお買い上げいただける場合は現金決済となってしまいます。ご不便おかけいたしますがご容赦いただきますようお願い申し上げます。また不定期営業であり、倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。すでにお買い上げいただいている場合もありますのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。*当店につきましてはこちらこちらも読みいただければありがたいです。*コーヒーのご提供につきましてはコロナ蔓延を鑑み、現状自粛させていただいております。

コテコテのナポリ仕立て

こんにちは、Tango245です。
少し前に、日本ではあまり有名ではないものの、ナポリやイタリアのみならず欧州ではかなり有名なサルトのフォルモサをご紹介させていただきました。いわゆるナポリナポリしているわけではなく、どちらかというとまったりとしたスーツなのですが、着てみると優しい感じで安心感があり、こういうのをいいスーツというんだろうな、と感じさせてくれます。ぜひ一度お試しいただければと存じます。

それで今回ご紹介させていただきますのは、フォルモサ以上に日本での知名度の低いサルトで、ジャンニ・ボルぺというサルトであります。フォルモサは知名度は低いとはいえ、セレクトショップの扱いはありましたのでそれなりには知られていて、自分も仕立ててはいないものの、名前は存じておりました。ですがこのジャンニ・ボルぺは自分も2年ほど前に知ったサルトで、何かの注文のついでに勧められて、そこまでいうのならと仕入れたのが発端でありました。

届いたのを見てみると、これがコテコテのナポリ仕立てで、このナポリ感はピロッツィに勝るとも劣らない感じであります。ハンド比率もかなり高く、ナポリでは多分最高水準で、日本に入ってきているサルトで、ここまで高いハンド比率を施しているところはないと思われます。

ちょうどその頃、日本のクラシコイタリア業界の重鎮の大先輩にお越しいただけ、その際、店内を見渡していただくやいなや、まだお手に取っていただいてもいないのに「このジャケット凄いねぇ、どこの?」とおっしゃっていただきました。「ジャンニ・ボルぺっていうらしいんですけど、お知り合いですか」、「し、し、し、しらんなぁ、まだまだナポリも奥深いなぁ」とお羽織りいただき、「いやぁ、これいいねえ、久々だよね。こんなの」、「○○○○も△△△△も終わってるからなぁ」、「だいたいxxxxなんて格好いいと全く思わないもんね」、、、、と延々放送禁止用語がさく裂でありました。

「結城君、ここ扱ったらどう?」、「どこもやってないんやろう?」、「いえ、うちは日本の職人さんとガチで世界目指しているんで、遠回りできないんですわ」、「マジ?」、「マジッスよ。いい人いたら何人でも紹介してください」、と今度はこちらが妄想さく裂です。

それでそのコテコテのジャンニ・ボルぺ、今回コートやジャケット、スーツを8着入荷することになりました。もちろん8着とも同じオーダー主の「筋のいい物件」であります。素材もカシミアが中心で、ジャケットはそれに合わせてオーダーした別生地のパンツが付くのもあります。サイズもなんと46相当。20着近くあった中の厳選8着ですので、ご予約、取り置き、お待ち申し上げます。

大変恐縮ではありますが、当店、クレジトカードに対応できておらず、もし何かお買い上げいただける場合は現金決済となってしまいます。ご不便おかけいたしますがご容赦いただきますようお願い申し上げます。また不定期営業であり、倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。すでにお買い上げいただいている場合もありますのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。*当店につきましてはこちらこちらも読みいただければありがたいです。*コーヒーのご提供につきましてはコロナ蔓延を鑑み、現状自粛させていただいております。