クラシコの聖地

こんにちは、Tango245です。
先日は、日本のクラシコイタリアの聖地としてピッティ・コレクションを、またそのオーナーの本城さんについて書かせていただきましたが、今回は本家本元のクラシコの聖地として、ナポリの銘店ロンドン・ハウス(すごいネーミングです)について書かせていただきます。

いまさらではあるのですが、毎度のポジショントーク、本題の商品説明につなげないといけないので、少しお付き合いいただきますと、創業は1930年(31年という説も)で凄そうですが、我が方の信濃屋さんの創業は1866年なので歴史的にはそれほどでもないです。恐るべきは人材輩出でアットリーニ、パニコもマトッツォもコスタンティーノもここ、ロンドンハウス出身なわけです。まあ高校野球で言うと(なんで)、かつて、現在首位の我が阪神タイガースより強いといわれた往年のPL学園、バイクで言うと(なんで)、千葉北ポケバイサーキットか秋ヶ瀬サーキットといったところでしょうか。PL学園のような先輩後輩の厳しい上下関係があったかどうかはわかりませんが、コスタンティーノ辺りは相当鍛えられているのではないかと個人的には思っています。

またスーツの首の裏側に小さく鎮座するLHのマーク(下左)は、あんまり関係ないはずのピロッツイもほぼ完コピ(下右)していますので、みんなの憧れ。店主もかつてマリアーノ・ルビナッチ氏にシモネゴダールのシャツ生地のストックをあるだけ回してもらったことがあり、足を向けては寝られない孤高のショップであります。

そんなナポリの銘店ロンドンハウスも今は世界展開、店名も変わっているようで、少し残念でありますので、ロンドンハウス時代のデッドストックを二品ご紹介します。一つはサファリジャケットです。店主はこれまでサファリジャケットを、スエードシューズ同様、「どこがいいんやろう」と思っておりまして、サファリジャケットをスミズーラする人の気持ちがあまり分からなかったのですが、この年になって、これまたスエードシューズ同様ようやくわかるようになってきました。ロバート・レッドフォードが「アウト・オブ・アフリカ」で着ているあの感じが、であります。

とはいえ、サファリジャケットをスミズーラで誂えるというのは、最高の贅沢なんでしょうけれども、金額考えたら「こ、こ、今回は吊るしでいいかな」と、店主は日和ってしまいます。それで「どこのにするか」問題にぶち当たるわけですが、いろいろ考えると「バルスターかロンドンハウスかなあ(個人の感想です)」と。とりわけ映画のような、貴族からのアフリカ、という流れを勘案すると、英国の避寒地としてのナポリ、そこの銘店ロンドンハウス物が、作りはもちろんですが、物語性があっていいのではないかと思っています。

もう一品はブルゾンであります。薄手のブルゾンというのは結構重宝するもので、ちょっとした散歩や買い物に使えば変わった店や掘り出し物が見つかり、オープンカーでは一枚あると便利で、乗り降りも楽。ゴルフの最終18番では引っかけて左上につけてしまった、下り13mのどスライスラインがスコーンと入ってしまったりするので不思議です。入ってなければ加速してグリーン外のバンカーなので、上下でだいぶ違うわけですが、勝つ時ってまあこういう時でしょう。

どちらも、実際に探すとそこそこの物はその辺のブランドでも結構高いと思いますが、当店、リラの時代のタイムマシン価格、からのさらに大幅値引き、しかもクラシコイタリアの聖地ロンドンハウス物‼ よろしくお願いいたします。サイズあります。

大変恐縮ではありますが、当店、クレジトカードに対応できておらず、もし何かお買い上げいただける場合は現金決済となってしまいます。ご不便おかけいたしますがご容赦いただきますようお願い申し上げます。また不定期営業であり、倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。すでにお買い上げいただいている場合もありますのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。*当店につきましてはこちらこちらも読みいただければありがたいです。*コーヒーのご提供につきましてはコロナ蔓延を鑑み、現状自粛させていただいております。

 

賽の河原の石積と燃える闘魂

こんにちは、Tango245です。
以前、「大御所の店員さん」という題で、パリのオールドイングランドやボストンのルイスとともに、我が方の日本も大阪のアリストクラテコさん等をご紹介させていただきましたが、もう一軒、外せないお店を忘れておりました。自由が丘にあった、「ピッティ・コレクション」であります。

ご存じの方も多いと思いますが、お若いお客様に少しご紹介させていただくと、オーナーは俳優の岩城滉一さん似の本城さんで、8 0年代から単身イタリアに渡り、飛び込みでパニコやピロッツィー、ミコッチ等を開拓、多くのクラシコブランドを日本に紹介されてきました。顧客名簿は3000人超、イタリアのマエストロも、何人かは足を向けては寝れないはずであります。当店のお客様の中にも同店のお客様であったお客様も多く、豪快な本城さん伝説で盛り上がることもしばしばであります。

また同店運営の傍ら、荻窪で、塩分控えめ、油も新鮮な、毎日食べられる醤油ラーメン店を開店、その後も葉山で、日本には9台しかない、ナポリの一子相伝の窯職人、エルネスト製作の窯(ちなみに日本第一号窯は高橋の銘店ベラ・ナポリ)が鎮座したピザ店を開店される等、こだわりは熱くて厚く、もう70歳前後かとお察しいたしますが、今もお若くエネルギッシュにお過ごしになられていると思います。

お話をお聞きする分には楽しいのですが、ご苦労も絶えなかったようで、イタリア中を歩き、サルトを発掘し日本に紹介、手間暇かけて育てても、人気が出ると、先方の性格が変わったり、大手品揃え店にさらわれれたり、という繰り返しで、まさに「賽の河原の石積み」。怠け者の店主ですと、1、2回はともかく、2、3回続きますと止めてしまうところでありますが、そこは「燃える闘魂」、熱量が違うわけであります。現在品揃え店は、現地と直接やり取りされているところは少なく、多くは既に人気の出たブランドの、日本の代理店を通じての仕入れ(まあそうせざるを得ません)が中心と聞いていますし、直で開拓されていらっしゃるお店も、そのブランドが大手にさらわれるほど、有名になった話は最近はあまり聞きません。当時はクラシコイタリアの黎明期であったとはいえ、もうピッティのようなお店は出ないような気がしており、今更ながら日本の銘店、忘れてはいけないクラシコの聖地のような気がします。

ということで下の写真のデッドストックのジーンズで、このジーンズ、そのピッティ・コレクションの別注品であります。CLINTと彫られていますが、その由来は、「やっぱりアメリカやろう、アメリカやったらクリントイーストウッドやろう」、ということでついたらしく、だったらスティーブ・マックイーンでSTEVEじゃないかなとも思いますが、それはともかく、なんでアリゾナなのかわかりません。もちろん、made in Italy (クリントなのに)、それも某有名ジーンズメーカーと同じ工場でつくられた品で、「501の、左足がよれてくるのと、太っといのが気に食わないので作った」という、501フリークのどこか逆を行くような、オーナーの気概満載の、熱いアイテムです。サイズ44-50、価格も1万円台前半。年配のお客様はクラシコ黎明期の当時を今一度お感じいただければ、お若いお客様はかつて日本にあった銘店のそんな気概を体感していただければ幸甚です。折角ですので、この際大人買いで、2年ごとぐらいで1本ずつ下ろしていって、これは何年物、これは何年物と経年変化、また太った時用、痩せたとき用と、バーティカルなご準備等も大歓迎です。かつてあった日本のクラシコの聖地、ぜひとも風化させることなく、ご子息に語り継いでいっていただきたく、何卒よろしくお願いいたします。紙つきのデッドストックです。在庫限り‼(くどい)。

大変恐縮ではありますが、当店、クレジトカードに対応できておらず、もし何かお買い上げいただける場合は現金決済となってしまいます。ご不便おかけいたしますがご容赦いただきますようお願い申し上げます。また不定期営業であり、倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。すでにお買い上げいただいている場合もありますのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。*当店につきましてはこちらこちらも読みいただければありがたいです。*コーヒーのご提供につきましてはコロナ蔓延を鑑み、現状自粛させていただいております。

なぜかピロッツィー

こんにちは、Tango245です。
派手な柄シャツとブリオーニという、当店名物?2ケ所の高速コーナー、皆様、概ね全開で抜けて行かれますものの、それでも時折注目もしていただけるようになり、「ここがあのコーナーですか」と言われたりもして、店主一同喜んでおります。ありがとうございます。アンナ・マトッツォのビンテージ生地のボタンダウンなんかはブルックス・ブラザーズとは一味違うロール感ですし、なんといってもマトッツォのビンテージのシルク100%やカシミア100%のシャツ(こちらは無地です)は、完全に逝ってしまってますので、いいお仕事を決められたお客様に置かれましては、ご自身のご褒美にお考えいただければ幸甚です。ブリオーニコーナーも、「(ブリオーニは)サイズあってれば何でもいい」とかのたまわっていますが、できれば格好がいいほうがいいわけで、ですがブリオーニなので年によって波があるのですが、当店古着屋でキャリー品でも関係ないので、格好いいのを厳選しております。どちらも未使用品ですので、引き続きよろしくお願いいたします。

ブログの更新等は相変わらずまったりですが、見えないところで自分なりに頑張っておりまして、ですが頑張りますと勝手にドライブが掛かってネジが外れてしまい、ギリギリかそれ以上に寄ってしまうという、マズいような楽しいような感じであります。先日は某大手アパレルメーカーの人のご厚意で、生地の倉庫を見せていただき、そこで(自分の入社前から在庫になっているという)コーナーにお連れいただき、変態っぽいのをいくつか購入させていただきました。

その中の一つはロールの紫の生地で、紫をこよなく愛する人々が当店には少なからずいらっしゃりますし、これから人気になりそうですし、うちも在庫を持っておかないと、と思っているものの、紫も青っぽいの、白っぽいの、赤っぽいと幅広く、「紫なら何でも」というお客様もいらっしゃいますが、「こういう紫じゃないと」というお客様も多いので、ロールで買うのは怯みます。ですがそこは爺の教えに従い全部買わせていただきました。紫をこよなく愛するお客様、ぜひ、コートやネクタイまでコンプリートでよろしくお願いいたします。他にも派手な柄物を中心にあと3倍ぐらいは買わせていただきたかったのですが、24時間365日、温度や湿度の管理が完璧なところで今しばらく預かっておいてもらおうと思い、とりあえず止めておきました。爺の教えには反していますが、誰も買わないような柄なので多分大丈夫でしょう。

一方写真集企画も入念な会議を重ねようやく動き出せそうですし、ピッティもおかげさまでいろいろな人からいろいろな人をご紹介いただけ、多分、次の次かその次(かその次)、出していると思いますし、それらの前捌きで当店のロゴも完成、笑えるオリジナル商品も出していく予定です。

それで本題ですが、インスタグラムのピロッツィの90年代後半から2000年代前半のデッドストックのシャツ、当時、別注ではなく、自社工房で作っていると聞いており、かなりレアだと思います。サイズは37~43、価格もリラの時代のタイムマシン価格に、年内はさらに大幅ディスカウントですので、サイズが合う人は大人買いしてしまってください。

ということでだいぶ涼しくなってきましたし、アルコールも解禁される?と思いますので、皆様、今後とも当店をよろしくお願いいたします。大変恐縮ではありますが、当店、クレジトカードに対応できておらず、もし何かお買い上げいただける場合は現金決済となってしまいます。ご不便おかけいたしますがご容赦いただきますようお願い申し上げます。また不定期営業であり、倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。すでにお買い上げいただいている場合もありますのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。*当店につきましてはこちらこちらも読みいただければありがたいです。*コーヒーのご提供につきましてはコロナ蔓延を鑑み、現状自粛させていただいております。

ドーメルでコンプリート!

こんにちは、Tango245です。
店主はスーツを仕立てる際、共地でネクタイをよく作ります。基本的には派手なシャツが好きですし、白無地や青無地のシャツの際は派手なネクタイを締めていることが多いのですが、時々調子に乗っていろいろとやらかしてしまい猛省、これからは修道士のようにストイックに生きていこうと、スーツとネクタイを同じ色どころか同じ生地で、シャツとチーフもこれまた同じ生地で着用、合計2色しか使わず、ひたすら地味にお許しや嵐が通り過ぎるのを待つ際の装束として、こういうのを用意している次第です。実のところはあまり褒められた話ではないのですが、共地のネクタイをそのスーツにかけてますと、お客様からは好評のようではあります。

ところで皆様はスーツと共地でコートを仕立てられたことはありますでしょうか。一般にコート地とスーツ地は違うので何とも言えませんが、店主は一度、スーツと共地でコートを仕立ててみたい、と思っておりまして、それもスーツは3ピースでベストの背中も共地、さらにスペアパンツとネクタイも、と考えております。ある時は5点のフル装備で、またある時はジャケット無しでベストの上にコートを、タイドアップの時は共地のネクタイ等、なかなかに楽しい企画だと思っております。

ですがそうなると同じ生地で10mぐらい必要になり、また派手な生地だと難易度が上がるので、ここは置きに行って無難な無地ということになりますと、ビンテージ生地ではほぼノーチャンスになります。また店主は現行品のウール地を、バンチをパラパラめくりながら1m1万円とか2万(消費税だけでも1000円とか2000円)とかで買うことはまずないので、結局この企画は、志半ばでとん挫してしまうわけです。

とはいえ、そのうちやってみたいと思ってまして、そう思っていると何かと話が出てくるもので、探していた中古車が探していた仕様で突然見つかるように、生地屋さんのご厚意で、ビンテージではないのですが、平和なお値段で、オーソドックスな紺無地とミディアムグレーの生地をそれぞれなんと15m弱と強、まわしてもらいました。正直、現行品はよくわかってないのですが、ドーメルのロイヤル11とかいういいやつだそうです。「現行品ならドーメルやろう(なんで?)」ということで、ここはもう冒頭の企画しかないだろうと思っております。

当店としましても店主が長年考えていた企画でもありますので、5点セットお申し込みのお客様には、年内に限りこの生地サービスさせていただこうかと考えております。各色お一人、合計お二人様の限定企画、いかがでしょうか。ここはパンツのポケットの袋まで手縫い、ロックミシンも使わない、完全ハンドメイドのネジの外れたアホアホ作戦で行くもよしですが、性能を気にされるお客様は世の中的なフルハンドのレベルで極大点を狙う作戦、逆に、生地代がかからないので、肩回りや襟等、キモの部分だけはハンドを死守したコスパ作戦もアリだと思います。スーツ、コート絡みの未来永劫お試し価格特典ももちろんついてきます。売れなければ年明けに店主が自身の注文入れてしまいますのでひとつよろしくお願いいたします。

大変恐縮ではありますが、当店、クレジトカードに対応できておらず、もし何かお買い上げいただける場合は現金決済となってしまいます。ご不便おかけいたしますがご容赦いただきますようお願い申し上げます。また不定期営業であり、倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。すでにお買い上げいただいている場合もありますのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。*当店につきましてはこちらこちらも読みいただければありがたいです。*コーヒーのご提供につきましてはコロナ蔓延を鑑み、現状自粛させていただいております。

ロンドンロブとクレバリー

こんにちは、Tango245です。
店主がクレバリーとセントジェームズのロブでビスポークをお願いしたのは2001年で、それまではイタリア靴に比べて値段が高く、怯んでいたのですが、「自分の木型が永久に保存される」という雑誌のコメントに一念発起し、「清水ダイブ」で同じ日にお願いしました。ちなみに2013年(多分)に、ヘンリープールとアンダーソン&シェパードも、それまでイタリアのス・ミズーラに比べてかなり高かったので怯んでいたのですが、ポンドが安くなったことや、イタリアの服がユーロ導入後すごい勢いで上がったこと、またロンドンに来ることもあんまりなくなるかなとか諸々思い、同日にダイブしております。なんかバコバコ買っている感があるかもしれませんが、自分でコツコツ稼いだお金なので、いつも小さく悩んでいます。その一方、反動で衝動買いで失敗し、だったら「あっちにしとけばよかったやん」と落ち込んだりもしますので、精進が足りないとは思いますが、これも「(誰にも止められない)若さ!」ってやつなので、開き直って、死ぬまで、いえ死んでもこんな感じでいいやと思っております。

そんな英国の大御所4店ですが、結局リピしたのはヘンリープールのみでして、A&Sは半泣きになりましたし、靴の2足に至ってはやり直してもらっているのですが結構哀しい感じで、まあ自分の体型や足型のせいなんでしょうけども、それでもガットやパニコは感動してリピしているので、モヤモヤ感は持っています(個人の感想です)。オーダーしたスーツや靴がどういうふうに製品になっていくのかという流れがわかってしまうと、「なんだかな」感は否めませんし、また職人の高齢化、素材の枯渇の問題等も考えると、現地でのビスポークは、価格の問題も含め、今後ともなかなか痺れる世界だと思います。

ですが、当店にもありましたが、店主がビスポークした年と同じ年(個人の感想ですがすでに終わっている年になります)に仕立てられたアンダーソン&シェパードのジャケットなんかにも、これまでのマイナスイメージを一瞬に覆すほどよくできているのがあり、そういうのに出会うと「やっぱりアンダーソン&シェパードかなぁ」としみじみ感じます。こういうのを仕立ててもらうにはお得意さんにならないと無理なんでしょうけど、でもこういうの仕立ててもらえるのなら、こちらも値段はなんとか頑張るので、ぜひともなんとかお願いできないかと思ったりします。

お得意さんになるのはそれなりの歴史が必要でしょうし、英国のことですから一代では無理かもしれませんので、ご子息やお孫さんのための前裁きなら別ですが、ご自身となると現実的には厳しいかもしれません。であればすでに仕立てられた品で探すしかなく、もちろん未使用品がいいのですが、その分、値が張りますし、頑張って買っても、もったいなくて着る機会を逸してしまうことも「あるある」です。ガンガン着倒すことを考えると、(プロの人に使ってもらった道具は、非常に使いやすいように)そのお得意様に慣らし運転をしてもらったぐらいの品も好都合かもしれません。ということで当店では、単なるビスポーク品ではなく、そんなお得意さんがオーダーしたビスポーク品を揃えることにしております。

本日ご紹介させていただくのも、そんな人がオーダーしたと思われる二品で、一つは8ハーフ相当のロンドンロブ、黒のメダリオン付き内羽根ストレートチップ、もう一品は9相当のクレバリー、同じく黒のメダリオン付き内羽根で、どちらも慣らし運転手前のお品になります。ロンドンロブの方は、パリロブ寄りのロンドンロブで、ロンドンロブ特有のトゥが少しポッテリとした感じがありません。またオリジナルのシューツリーがついています。通常ロンドンロブのシューツリーは別売りで、少なくとも当時は雲上既成靴が買える値段ぐらいしましたので、多くの人はご遠慮されることが多いのですが、このペアには普通についており、そんなことからも品の良さが感じられます。使用頻度は半日といったところかと思います。

クレバリーの方は、室内試し履き程度のほぼ未使用の超ミントコンディションで、同じくオリジナルのシューツリーがついています。2011年製ですが店主がオーダーした2001年物よりも雰囲気が数段上なので、これもお得意さんがオーダーしランクの高い職人の手によるものだと思います。店主がオーダーしたクレバリーと、そのあたり、ぜひ見比べてみていただければと存じます。

大変恐縮ではありますが、当店、クレジトカードに対応できておらず、もし何かお買い上げいただける場合は現金決済となってしまいます。ご不便おかけいたしますがご容赦いただきますようお願い申し上げます。また不定期営業であり、倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。すでにお買い上げいただいている場合もありますのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。*当店につきましてはこちらこちらも読みいただければありがたいです。*コーヒーのご提供につきましてはコロナ蔓延を鑑み、現状自粛させていただいております。

 

 

 

 

タイロッケンコート

こんにちは、Tango245です。
少し前にインスタグラムで、「暑い日に厚くて熱いアイテム」のパニコのカシミアのミントコンディションのポロコートをご紹介させていただいたところ早くにSold 、また別のお客様からもビキューナで別注コートのご注文を頂戴し、その際、「その前に念のため」とカシミアでそのプロトタイプとなるコートの注文もいただけるという、局地的に熱い状況となっております。店主は洋品の中ではコートに一番の思い入れを持っておりますのでかなりうれしいです。またマトッツォのカシミアシャツも多くの問い合わせがあり、そんなこんなで「暑い日に厚くて熱いアイテム」が動いている、季節外れなtango245です。ちなみに、「暑い日に多分涼しいはず」のアンダーソン&シェパードの短パンは、値が張ってしまい恐縮だったのですが、「秒」でお買い上げいただけました。皆様ありがとうございます。なので「暑い日に少しは涼しいかもしれない」ローマのカラチェニの方もよろしくお願いいたします(なんで?)。コットンの生地が「パリッと」生きています。

そんな中、当店別注、(国産ライセンス物ではない)ベンタイル素材を使ったコートの仕様を決めました。防水のコットン素材ということもあり、もともとは丈、若干短めのシングルトレンチで考えていたのですがそれは次回以降に回し、第1弾はタイロッケンコートです。タイロッケンコートは確かバーバリーがその昔、意匠登録?して、、、と記憶していますが、お若い人の間ではここ数年人気のようで、生地も英国由来ですのでそうしました。なかなかどうして雰囲気のある佇まいですし、コート好きで「長いものにはどっぷり巻かれる」体質の当店としては、遅ればせながら混ぜてほしい、外せないアイテムであります。着丈は長め、身幅たっぷりめ、袖も一枚袖の、ロックな仕様です。

コートですし、コットンなので、縫製はミシンの方がいいかなとも思うのですが、工場で時給いくらのパートの人に縫われるのにはささやかな抵抗がありますので、型紙からサンプルを縫う工程の、服心のある職人さんに一品一品でお願いする予定です。9月中旬頃にはお見せ出来ると思いますので、よろしくお願いいたします。ベンタイルじゃなく、生地持ち込みでも、ウール素材でもお請けできますし、なにより当店の左側の棚の素材なら生地代無料です。

大変恐縮ではありますが、当店、クレジトカードに対応できておらず、もし何かお買い上げいただける場合は現金決済となってしまいます。ご不便おかけいたしますがご容赦いただきますようお願い申し上げます。また不定期営業であり、倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。すでにお買い上げいただいている場合もありますのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。*当店につきましてはこちらこちらも読みいただければありがたいです。*コーヒーのご提供につきましてはコロナ蔓延を鑑み、現状自粛させていただいております。

ピピピ、ピーコートありますか。

こんにちは、Tango245です。
先日、ブログで「クロード・ルソーが2着入荷しています」と書きましたが、「クロード・ルソーとは」というお話をいただきましたので、書かせていただきます。おかげさまで今月4本目、ありがとうございます。(だいたいあっているはずですが、細部間違っている場合はすみません。)

クロード・ルソー、今はありませんが、フランスの雲上テーラーの一つであります。もともとはジョセフ・カンプスの弟子で、老舗中の老舗、メゾン・ド・カンプスに勤めておりました。フランスにも、フランチェスコ・スマルト、カンプス・デ・ルカ、マックス・エブゼリン、アンリ・アーバン、ガブリエル・ゴンザレス、アルニス、チフォネリ等、イギリスやイタリアと同様、雲上サルトが存在しておりまして、少なくとも価格の面ではどこも両国を凌ぐ値付けになっているかと思います。実際、スマルトやカンプスは、入るのに異様な圧があり、セビルロウなんかよりかなり怯みます。なのでだいぶカジュアル感のあるアルニスで、軽くかましてやろうと思って、(「森の番人」じゃなく)ピーコートのビスポークとか聞くと、日本円で100万円と言われ、「今日のところはこれぐらいで勘弁してやるわ」と一言残し1階(既製品)に降りていくわけです。その1階では「ピピピ、ピーコートとかありますか?」、今度はかなり下手に出てしまうのが悲しいですが、20万円とか言われて、少し安心し、シャツとセッテピエゲいくつか買っても、全然おつりがくるので急に強気に転じ、今日のディナーは、リシュブルかラ・ターシェ、場合によってはロマネコンティいったるわ(当時です)と、非常にわかりやすい店主であります。20万円でもかなり高いわけですし、そもそも100万円も使う気はないはずなので、なんで安心してしまうのかがわかりません。

で、その圧が異様なカンプスがどのくらい老舗かというと、フランスには、アンドレ・バルドー、ソクラテス、ディ・ティナ、ガストン・ウォルテナーで形成される、ワインで言うと5大シャトー(適当です)のような「Groupe des Cinq」と呼ばれるいう集団があり、彼もその一角で、パーレビ国王のスーツとかを縫っておりました。モロッコの元国王、ハッサン2世が纏うダンディーなスーツはフランチェスコ・スマルト製というのは有名な話ですが、スマルト氏ももともとはメゾン・ド・カンプスの出身ですし、ハッサン2世の父親?であるモハメド5世のスーツはカンプス製で、クロード・ルソーと、同じくカンプスの弟子のアンリ・アーバンが、国王のスーツを二人でメイドの部屋で縫っていたといわれています。ちなみに当ブログで時折登場する、赤い彗星シャーの異名を取る?、マックス・エブゼリンも後年このグループに入ることになります。

ですがこれも景気の波、職人の勢いや高齢化の問題等から徐々に姿を変えていきます。フランチェスコ・スマルトはカンプスから62年に独立、その後ハッサン2世の注文等をバックに拡大しますが、一方のメゾン・ド・カンプスの経営状況は芳しくなかったのか、69年には、メゾン・ド・ルカと合併し、カンプス・ド・ルカとなり、またその前後、アンリ・アーバンは67年に独立、クロード・ルソーも70年に独立することになります。その後はチフォネリが台頭し、2000年にクロード・ルソーを2008年にガブリエル・ゴンザレスをそれぞれ吸収、またアルニスは2012年にベルルッティの傘下となってしまいます。

そんななか本題のクロード・ルソーですが、そのカンプスのヘッドカッターを務め、独立後も名声を持続、それゆえにチフォネリに吸収されるわけですが、チフォネリで有名な、(100m先からでもわかる)コンケーブドショルダーやフィッシュマウスは、彼によるものとも言われています。

当店のミシンを一切使わない別注スーツを願してる職人さんも、当店にお越しの際はルソーのジャケットよくチェックされます。例のフランス人も「スーツはルソーがあればいい」とか言っていますので、サムシングを感じるのは自分だけではないようです。白洲次郎氏からのヘンリープール、風を愛するアニエッリからのカラチェニ、そしてフランスメゾンのDNAが詰まるクロード・ルソーは、我々、日本の沼の住民としても外せないアイテムのような気がしています。ヘンリー・プールは巷に結構ありますし、カラチェニもそこそこ見ますが、クロード・ルソーはまず見ません。レア度で言うと、刻印無しのロシアンカーフやビキューナを大きく超えて、アイリッシュリネンも軽く超えて、(手前味噌ですが)あること自体がおかしいくらいなので、よろしくお願いいたします。もともとある、サイズ48相当のスーツの他、今回のジャケットがそれぞれサイズ46と48相当で1着ずつであります。

シャツの受注会、お問い合わせありがとうございました。8月のご予約は締め切りとさせていただきます。次回9月も開催する予定ですので、引き続きよろしくお願いいたします。

大変恐縮ではありますが、当店、クレジトカードに対応できておらず、もし何かお買い上げいただける場合は現金決済となってしまいます。ご不便おかけいたしますがご容赦いただきますようお願い申し上げます。また不定期営業であり、倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。すでにお買い上げいただいている場合もありますのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。*当店につきましてはこちらこちらも読みいただければありがたいです。*コーヒーのご提供につきましてはコロナ蔓延を鑑み、現状自粛させていただいております。

 

 

 

ロンドンのワサビ

こんにちは、Tango245です。
なんかイタリアもフランスも日常が戻ってきているようで、英国は一日の感染者数が5万人とか6万人の中で、人々には勢いが感じられ、19日には規制も撤廃され、さすが大英帝国、個人的に羨ましいと思う店主です。ということでそのロンドン、以下全て友人の話です。

彼が初めてロンドンに行ったのは92年で、その時はいろいろあって結局半年ぐらいいることになるのですが、当時は日本もまだ前向きないい時代でしたし、民間人ですので、いろいろと経験させてもらったようです。例えば木曜か水曜の夜に食事していて、なぜか中東の話になったものの、よくわかっていないので、「00らしい」、「いやいや00らしい」と、笑えない都市伝説の打ち合いになり、「いやあ、痺れますねぇ」で終わった次の日、会社に電話があり「結城さん、週末行きませんか」、「?」、「ドバイへ、まずは入門編で」ということで、金曜の夕方から月曜の朝まで行ってきたようです。飛行機はBAの一番前の一角(消えるテープは無し)で。当時ドバイはまだ、ミッション・インポッシブルのゴースト・プロトコルに出てくるような感じではなく、潜水艦で行くレストラン(帰りはエレベーター!)もなく、田舎のリゾートという感じで、わざわざ砂漠まで行ってなぜかラクダに乗って旅みたいなことをして、ドバイオープンのゴルフ場でゴルフして、ロッカールームでAOKIさんのネームを見つけ感動し、あと金のアクセサリーの量り売りに行って、と日本人お得意のてんこ盛りの弾丸ツアーを楽しんできたようです。総額でいくらかかかったかは聞けず、もちろんその友人が中東のことを理解できたわけではないのも言うまでもありません。

それで、もともとのその話の舞台になったのが、シティから少し離れた、ベタな名前の、とある有名日本食レストランのようですが、食材は日本から空輸しているらしく、まあ日本のフレンチもフランスから食材を空輸していると思うので普通なのかもしれませんが、問題はワサビで、これが当時英国は輸入禁止だったと。そこで無敵のナショナルフラッグのスチュワーデスが活躍されていたようです(ありがとさんです)。また当時は、ロンドンには銀行とかの金融関係はもちろんですが、メーカーの日立さんとかからも結構いらっしゃっていたようで、それに飲食関係者や美容師、語学留学の人もたくさんいて、5年とかいると手厚い年金がもらえる、カジノで作った借金が円高で半分になる、ロブのシティがセールで2万円台、エドワードグリーンが1万2000円で買える、いい時代だったらしく、皆さんいい顔されていたとのことです。

 

以上はすべて友人の話で聞いた話です。それにしても今は住み難い世の中ですね。(古いですが)7万円の食事で辞任しないといけないなら、DRCがなんであの値段なのかわかりません。そういえばフランスとかでもそういう風潮で、雲上ビスポークメゾンはその手のオーダー?が激減しているようです。当店は良くも悪くもガラパゴス、昔ながらの営業体制ですので会議費・交際費は使います。お買い上げ金額に応じてではありますが、ムートンやラトゥールクラスなら(持ち込みで)軽く空けますので、終活中のお客様、緊急事態宣言が開けましたら、当店で後世に残す品をご子息にお揃えになる傍ら、ご自身は冥途に行かれる前の体内消毒をグランヴァンで施しておいてください。お若い人もこの際、出世払いでOKっス‼。来月のシャツの受注会もよろしくお願いいたします。

大変恐縮ではありますが、当店、クレジトカードに対応できておらず、もし何かお買い上げいただける場合は現金決済となってしまいます。ご不便おかけいたしますがご容赦いただきますようお願い申し上げます。また不定期営業であり、倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。すでにお買い上げいただいている場合もありますのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。*当店につきましてはこちらこちらも読みいただければありがたいです。*コーヒーのご提供につきましてはコロナ蔓延を鑑み、現状自粛させていただいております。

未来永劫お試し価格!

こんにちは、Tango245です。
「だからウインドウズにするなといったやろう」とは懐かしい言葉ですが、このマイクロソフト、滅茶苦茶しぶとい会社ですよね。ブラウザーが出たときは終わったと思いましたが、いつの間にか復活、最近もGAFAで今度こそと思っても、なぜかGAFMAだかGAFAMだかになって、やはりいつのまにかマイクロソフトは入っています。

昔、ある製薬会社の社長と話をしていて、「製薬会社は副作用一つ出せば企業存亡の危機に陥るんだけど、マイクロソフトは見切り発車で商品売って、顧客からお金もらってバグを見つけてもらっている。なんかおかしくないか。」とおっしゃっていて、「まったくだ」と思ったものでした。それでかなり歯切れが悪いのですが、昨年来始めているうちの別注品も、どちらかというとマイクロソフト的な部分があるのは否めないわけで、もちろん徹底的にバグ出しは行っており、またお客様のお身体は一人一人違いまして、、、とはいっても、「うちもそうや」とその社長に言われそうで、かなり形勢不利なので、のらりくらりとなるべく会わないようにしています。はい。

それはそうなんですが、例えば当店のネクタイ、14ピアゲのハンドロールですので、製作に最近は約7時間かかっています。東京都の最低賃金(時給1013円)でもそれだけで7000円になります。ミラノの巨匠とのブラインドテストでは、最近ではもはや負けた記憶がないので、そんな手間賃ではもちろん失礼であります。また生地で言いましても、ちょっと有名なウールですと、幅は違いますが、最近は1mあたり1万円ぐらいします。当然シルクとなって、さらに14ピアゲは1m以上必要ですので、原価は「時給  x  7時間 + 生地(120㎝)」で適正なる手間賃とそれなりの生地の値段を当てはめてみていただければ、この段階で1万8000円の価格は普通ならギリギリ以下なのであります。世界最高水準のハンド比率の別注シャツも、ミシンを本当に使わない別注スーツも、カールフロイデンブルグを使う別注靴も今はそんな値付けになっています。

では、なんでそんなことしているのかというと、数年後、圧倒的な世界一を目指しているからであります。ネクタイやシャツが10万円、スーツや靴が100万円でも「これ安いやん」と言ってもらえる、そんなグレードを目指しており、今はその固まってきたコンセプトの経験値を上げていく段階だと考えております。なので、言いにくいのですが、(お試し価格はギリギリ以下の価格ですので)今しばらくバグ出しにお付き合いいただきたく、若い職人に叱咤激励をいただきたく、とそういうことであります。「なり」で人気化してしまうと「息切れ」して伸びがすぐ止まりますので、圧倒的な戦力で一気に制圧する計画です。

それで今バグ出しにご協力いただけるお客様は神様ですので、上記のようなお代を頂戴できるようになりましても、未来永劫お試し価格(特殊な生地と仕様は別途要相談で)で承ります。ここが当店とマイクロソフトとの違いです。「イーロン・マスクには負けてもビル・ゲイツには負けたくない!」って完全に負けてますけど、そんなことは気にしません。一物二価? イコールとフェアは違いますので大丈夫です(資本主義とはそういうものです)。皆様、騙されたと思って、各アイテムにぜひツバを着けておいてくださいませ。お宝になるよう頑張ります。

次回シャツ受注会、7月の日程が厳しく、8月になってしまいました。平日は8月5日、あと休日等は、連休の端のどちらか、7か9日で考えております。上記のような話も含め、諸々そんな感じですので、ご一報いただければ幸甚です。よろしくお願いいたします。価格は120双か160双の白無地の生地代込みで3万6000円と3万9000円、値段の差はハンド比率の違いです。

大変恐縮ではありますが、当店、クレジトカードに対応できておらず、もし何かお買い上げいただける場合は現金決済となってしまいます。ご不便おかけいたしますがご容赦いただきますようお願い申し上げます。また不定期営業であり、倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。すでにお買い上げいただいている場合もありますのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。*当店につきましてはこちらこちらも読みいただければありがたいです。*コーヒーのご提供につきましてはコロナ蔓延を鑑み、現状自粛させていただいております。

ベンタイルのコート

こんにちは、tango245です。
少し前に、誠に僭越ながら、FORZA STYLEさんで連載をもたせていただいた際、商品をいくつかご紹介させていただいたのですが、その中にベンタイルコットンを使ったコートがありまして、これについては私事ながら、イタリア警察に捕まりかけ、海外熱が一気に冷めた話も書かせていただいておりますが、それはともかくこのベンタイルコットン、本家本元のは優れもので、水ぶっかけてもハスの葉っぱのように「流れて終わり」なのです。それでいて生地へのコーティングではないので、オイルやゴムの臭い、ゴワゴワ感もなく、これさえあれば日本の少々の雨は傘がいらなくなります。なんせ極寒の海に投げ出された英国空軍パイロットの命を守る、ある意味、究極の兵器ですので、、。当時、置きに行って、恐る恐る1着しか買わなかったことを今も後悔しており、チャンスがあれば大量に作ってやろうと考えておりました。

それでマニュエラさん(顔が広い!)に聞いてみると、扱っている商社さんをご紹介いただき、色目がわからないので、とりあえずサンプルのコート用に2着分(さらに衝動買いで自分のスーツ用に2着分)、本元から入れていただきました。コットンとはいえ結構高いかなと考えていましたが、それほどでもなく、逆に「Il prezzo del tessuto della camicia  è costoso, vero? (シャツ生地高くね?)」とマニュエラさんに聞くと、「糸が細い方がコストも手間もかかるのよ」、「ウールも同じで、ツイードとかもそうでしょ」と言われ、「なるへそ」と思いました。そういえば古いビスポークによくある、さらさらした細番手の生地って全然見ないのですが、コスト的にもう合わないのかもしれません。一方シャツは、「マトッツォもフライも高いよなあ」と思っているのですが、いい生地はスーツ地より高い点、ジャケットとほぼ同じ量がいる点とか考えると、ある意味しょうがないのかもしれません。

それでコートですが、ここから開発に入り、来年を目途に、梅雨用のシングルトレンチと裏地を毛皮にしたアホアホ極寒用を作ろうかなと思っています。当店別注品のコンセプトである、「日本のビジネスマンを全力でバックアップ」を踏襲し、雨や風や冬の寒さにも負けないアイテムをお届けいたします。ヘビーデューティーなアイテムなので、これは基本ミシンで考えていますが、ボタンホールは無駄に手縫いにするかもしれません。

企画物つながりでご報告しますと、ピッティは来年あたり出せそうですし、写真集もコンセプトはそれなりに固まってきております。一方で、245品の一角のアンダーソン&シェパードのチェックのジャケットとカンプスの極太コーデュロイのジャケットが、それぞれ信頼できるお客様のもとに嫁いでいき、達成感を感じながらも、自分のサイズでもあったので、一抹の寂しさもよぎるなか、同プロジェクトを遂行なければと思う今日この頃であります。また別れがあれば出会いもあるわけでして、クロード・ルソーのジャケットが2着入荷しております。状態はかなりいいです。イタリアでも英国でもなく、フランスでしかありえない感じの雰囲気のあるジャケットで、今後もこういうのチョイチョイ引っ張ってきて、店内のネジを一本一本外していこうと考えております。

大変恐縮ではありますが、当店、クレジトカードに対応できておらず、もし何かお買い上げいただける場合は現金決済となってしまいます。ご不便おかけいたしますがご容赦いただきますようお願い申し上げます。また不定期営業であり、倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。すでにお買い上げいただいている場合もありますのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。*当店につきましてはこちらこちらも読みいただければありがたいです。*コーヒーのご提供につきましてはコロナ蔓延を鑑み、現状自粛させていただいております。