こんにちは、Tango245です。
連日暑い日が続いていまして、店主は今年が史上最高に暑いと感じているのですが、人によっては昨年もこれぐらいとの意見もあり、実際はよくわかりませんが、とにかく暑いことには変わりはないです。ワインセラーの一つが温度上昇し故障気味なので、エアコンを24時間つけっぱなしにして室温を下げ、セラーへの負担を軽くしたり、長期保存でないワインに移し替えたりと結構細かい作業に追われています。
そんな中で、為替が動いております。一時はユーロが120円を、ポンドも130円を切りました。米国が利下げに踏み切り、他の国も追随の様相の中、金融緩和の余地のない日本は円の独歩高を見ているしかない状況のようです。本来その国の通貨が高くなることはいいことだとは思うのですが、各国とも自国通貨を安くし交易条件を改善したいようで、円高の日本、特に輸出企業は苦しい展開となっています。
ですが、我々消費者にとってみれば、円高は恵みの雨であります。国内百貨店のブランド品の値段が下がることは期待薄ですが、海外に行けばその恩恵を受けられますし、独自で日本でトランクショーを行っている、ヘンリープールやコスタンティーノでは、価格に反映させてくれると思います。10年前1ポンドが240円ぐらい、数年前でも200円近かったことを考えると、今の130円割れは、なかなかに魅力的な水準(固定相場制の時代は確か1028円だったような)であります。
店主は、5月末のこのブログで、「中長期的には大幅な円安で、1ドル200円でも単なる通過点ぐらいにしか考えていない」と書いた一方で、「短期的には、1ユーロ100円割れ、1ポンド120円があるかもしれない」と書いていますが、短期的にはこの流れになっております。今後においても、英国の首相が変わり「合意なき離脱」の可能性は高まっていて、米中貿易摩擦にも出口はないと考えておりますので、さらなる円高の進展は十分にあるのではないでしょうか。またその一方で「中長期的に大幅な円安」の考えも変わっていません。1ドル200円になれば、ざっくりで1ユーロ250-300円、1ポンド300-350円でしょうか。その1ドル200円も通過点なら、もはや一般の消費者にとっては、海外の逸品は手が届かない存在になってしまうのかもしれません。今回の円高の進展は、やはりラストチャンスと店主は考えております。(あくまでも個人の感想です。)
そんな戯言はさておき、海外オーダー旅行をご計画のお客様いらっしゃいましたら、ご一報いただければ、店主が持っている知識を、多少古いかもしれませんが、ご提供いたしますのでお気軽にご相談ください。またオーダーに先立って、どんなもんか雰囲気を試したいお客様いらっしゃいましたら、ぜひご来店ください。英国ですと、スーツでヘンリープール、アンダーソン&シェパード、ハンツマン、ギーブス&ホークス等、靴ロンドンロブ、クレバリー、フォスター&サン等のビスポークを在庫しております。
大変恐縮ではありますが、当店は不定期営業で、また倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。またすでにお買い上げいただいている場合もありますのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。*当店につきましてはこちらとこちら、こちらもお読みいただければありがたいです。