クラシコの聖地

こんにちは、Tango245です。
先日は、日本のクラシコイタリアの聖地としてピッティ・コレクションを、またそのオーナーの本城さんについて書かせていただきましたが、今回は本家本元のクラシコの聖地として、ナポリの銘店ロンドン・ハウス(すごいネーミングです)について書かせていただきます。

いまさらではあるのですが、毎度のポジショントーク、本題の商品説明につなげないといけないので、少しお付き合いいただきますと、創業は1930年(31年という説も)で凄そうですが、我が方の信濃屋さんの創業は1866年なので歴史的にはそれほどでもないです。恐るべきは人材輩出でアットリーニ、パニコもマトッツォもコスタンティーノもここ、ロンドンハウス出身なわけです。まあ高校野球で言うと(なんで)、かつて、現在首位の我が阪神タイガースより強いといわれた往年のPL学園、バイクで言うと(なんで)、千葉北ポケバイサーキットか秋ヶ瀬サーキットといったところでしょうか。PL学園のような先輩後輩の厳しい上下関係があったかどうかはわかりませんが、コスタンティーノ辺りは相当鍛えられているのではないかと個人的には思っています。

またスーツの首の裏側に小さく鎮座するLHのマーク(下左)は、あんまり関係ないはずのピロッツイもほぼ完コピ(下右)していますので、みんなの憧れ。店主もかつてマリアーノ・ルビナッチ氏にシモネゴダールのシャツ生地のストックをあるだけ回してもらったことがあり、足を向けては寝られない孤高のショップであります。

そんなナポリの銘店ロンドンハウスも今は世界展開、店名も変わっているようで、少し残念でありますので、ロンドンハウス時代のデッドストックを二品ご紹介します。一つはサファリジャケットです。店主はこれまでサファリジャケットを、スエードシューズ同様、「どこがいいんやろう」と思っておりまして、サファリジャケットをスミズーラする人の気持ちがあまり分からなかったのですが、この年になって、これまたスエードシューズ同様ようやくわかるようになってきました。ロバート・レッドフォードが「アウト・オブ・アフリカ」で着ているあの感じが、であります。

とはいえ、サファリジャケットをスミズーラで誂えるというのは、最高の贅沢なんでしょうけれども、金額考えたら「こ、こ、今回は吊るしでいいかな」と、店主は日和ってしまいます。それで「どこのにするか」問題にぶち当たるわけですが、いろいろ考えると「バルスターかロンドンハウスかなあ(個人の感想です)」と。とりわけ映画のような、貴族からのアフリカ、という流れを勘案すると、英国の避寒地としてのナポリ、そこの銘店ロンドンハウス物が、作りはもちろんですが、物語性があっていいのではないかと思っています。

もう一品はブルゾンであります。薄手のブルゾンというのは結構重宝するもので、ちょっとした散歩や買い物に使えば変わった店や掘り出し物が見つかり、オープンカーでは一枚あると便利で、乗り降りも楽。ゴルフの最終18番では引っかけて左上につけてしまった、下り13mのどスライスラインがスコーンと入ってしまったりするので不思議です。入ってなければ加速してグリーン外のバンカーなので、上下でだいぶ違うわけですが、勝つ時ってまあこういう時でしょう。

どちらも、実際に探すとそこそこの物はその辺のブランドでも結構高いと思いますが、当店、リラの時代のタイムマシン価格、からのさらに大幅値引き、しかもクラシコイタリアの聖地ロンドンハウス物‼ よろしくお願いいたします。サイズあります。

大変恐縮ではありますが、当店、クレジトカードに対応できておらず、もし何かお買い上げいただける場合は現金決済となってしまいます。ご不便おかけいたしますがご容赦いただきますようお願い申し上げます。また不定期営業であり、倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。すでにお買い上げいただいている場合もありますのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。*当店につきましてはこちらこちらも読みいただければありがたいです。*コーヒーのご提供につきましてはコロナ蔓延を鑑み、現状自粛させていただいております。