23、25ピエゲ?

こんにちはTango245です。
物欲というものは周期的にやってきて、いかんせん厄介なものですね。物欲がリスクオフの時は、素材や縫製、色や柄、そして値段にシビアになって、買っておいて損はなくても、また長年探していた品に出会っても、なんとなくスルーしてしまい、あとで後悔することもある一方で、物欲がリスクオンの時は、どこか琴線に触れると勢いで大人買いしてしまったりします。人間たるもの、いい歳の大人たるもの、もっと「中庸をもって良し」として生きていきたい気もしますが、やはりそれは気がするだけであります。

リスクオンの際の琴線は、自分の場合、だいたいは一点突破主義で、素材はイマイチなんだけど、、、とか、サイズは少し大きいんだけど、、、とか、色がなあ?、とか、いつもなら購入しないであろうポイントがあるにもかかわらず、それを補って余りある(かもしれない)ポイントがある(かもしれない)場合が多いです。自分に似合う似合わないは、この際どうでもよくなってしまっています。

それで今回ご紹介させていただきたいのは、そういった一点豪華主義的な品で、セッテピエゲならぬ23や25ピエゲ?のネクタイです。(イタリア語ですとヴェンティトレピエゲ、ヴェンティチンクエピエゲですか? よくわかりません。)

当店のネクタイ在庫は、過去のブログでご紹介させていただいておりますが、セッテピエゲ比率はかなり高いと思います。で、セッテピエゲもよく見ると、フランコミヌッチ氏がまだ店頭にいた頃のタイユアタイとかカペッリなんかだと、9ピエゲとか10ピエゲ(イタリア語ですとノヴピエゲ?、ディエッチピエゲですか? やはりよくわかりません。)だったりします。ミヌッチ氏のこだわりで7つ折りだと厚みが足りなかったので9つ折りとか10つ折りまで増やしたのかもしれませんが、基本はセッテの派生形と考えられます。

ところが今回のは写真の2点のように、いったい何ピエゲなんだというほど、蛇腹のように後から後から出てきて、数えてみると、セッテの3倍強、通常の7、8倍強、なんと写真左の左側で23、同右側で25ありました。こんなアホアホ感(もちろんいい意味です)を出されますと、日頃「無駄の効用」を謳っている店主といたしましては、受けて立つしかないわけですが、個人的にはいろいろと考えてしまい、なかなか合わせ難い色と模様でありまして、現在、未使用のままデッドストックへの道を走っております。ですが押し出し感は全くなく、むしろ存在を忘れるほどのやさしい色合い(実物はもう少し淡い色です)、その一方で23ピエゲや25ピエゲです。これに普通にライトグレーのチフォネッリ等のスーツ、白のシニスカルキかフィノッロのシャツなら、周りにも溶け込めますし、それでいて自己満足度はかなり高いかと思います。ご興味お持ちいただけるお客様いらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。価格は1万円(定価は3万円軽くオーバー)。残り2本です。

大変恐縮ではありますが、当店は不定期営業で、また倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。またすでにお買い上げいただいている場合もありますのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。*当店につきましてはこちらこちらこちらもお読みいただければありがたいです。