こんにちは、tango245です。我々は車に対しては少しの傷にも敏感で、下取りの査定も大きく変わったりしますが、その反面、ジーンズはシミや破れも一つの味と捉えられ、補修を施した新品も販売されています。ギターも同様で、わざわざ塗装を剥がし、打痕をつけ、ビンテージ風の新品を出しております。スーツはどうかというとこれは車に近い状況ですが、そのうちジーンズやギターに近い状況も生まれてくるのでは、と店主は考えています。実際ポールハーデンやマルタンマルジェラあたりはそういうテイストも入っているかと。
もちろんビジネスでは一部の業種しか受け入れられないとは思いますが、カジュアルな場面、またジーンズの上に羽織るようなジャケットなんかは、少しダメージがあったくらいの方がいいのでは、と思っております。よくジーンズの上に(スーツの上着のような)ジャケットをお召しになっている御仁をお見かけしますが、少し違和感を持ってしまうのです(個人の感想です)。で、その素材というか題材として「何を着るか」になりますが、ベタなブランドだと面白くないので、ここはエスプリ効かせて、既に逝去された巨匠の品で、カンパーニャ、グイドボージ、マテウッチあたりのビンテージ物なんかはいかがでしょうか。今は程度に応じた古着の値段ですが、本人物はもしかしたらビンテージギターのように将来暴騰するかもしれませんし(個人の感想です)。
写真は、ジャケットが双方ともジャンニカンパーニャ、ジーンズがダブルエックス、シャツはブルックス、靴がステファノベーメルになります。サイズが合えばですが当店で全部そろいます。(手前味噌です)
大変恐縮ではありますが、当店は不定期営業で、また倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。またすでにお買い上げいただいている場合もあるかもしれませんので、お手数おかけしますがご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。