シャツ難民の皆様

こんにちは、tango245です。
突然ですが、当店の別注シャツ、一気に光が差してまいりました。「ダダダダン」とミシンで走れば、どこまででも走れますし、ミシンを手で動かせばハンドという解釈もあるようですが、当店、手縫いの良さをお伝えするべく、完全手縫いのスーツまで展開しておりますので、シャツも当然手縫いを重視しており、むしろ肌に接するシャツだからこそ、よりこだわりたいと考えておりました。シャツがミシンでいいのなら、スーツもミシンでいいということになります。

ただ日本では、スーツや靴と違い、シャツに手縫いの文化はあまりないようで、難航しておりました。本家のナポリでお願いしてもいいのですが、当店、別注品は、日本の職人の皆様と進めて、本家を超えよう、と思っておりますので日本製にこだわっております。それで上記のように正攻法(通称「ディナー作戦」)では厳しそうなので、得意の「プランB」、プロのアマチュア戦略に切り替えていたのですが、それが今回うまくいきそうな予感で、勝手ながら次の次のピッティに間に合うんじゃないかとも考えている次第です。

職人のマニュエラさんには、当店にある古いナポリのシャツを、滝に打たれながら修道僧のように半年間研究していただき、プロトタイプを先日お持ちいただきました。一目見て、昔のロンバルディを彷彿とさせる佇まいで、着るまでもなく身体が溶けそうで、それでも一応、と着ると眩暈がして即気絶(FORZA!)です。また生地もいい感じで、お聞きすると日本製だそうで、純国産での持続可能性もバッチリ、コットンとシルクは日本も負けていないようです。

それで現在、襟の芯地と形を微調整していただいており、年明け辺りから受注をお受けできそうな感じです。仕様はとりあえず2種類で、現状、業界最高峰のハンド比率を搭載した「モデル3」と、業界水準は軽く無視し限界までハンド比率を上げた「タイプ2」であります。価格は当初1~2年は、前者が税前3万6000円、後者が同3万9000円で、大量生産品ではないので、両モデルともお客様の寸法をお測りしビスポークが可能です。サンプルもご用意しますので、お気軽に羽織ってみてください。「シャツがなぁ」とお悩みのシャツ難民のお客様、本国、当面は月4枚ですが樋口中将を目指し頑張りますので、ぜひよろしくお願いいたします。生地や襟型は限られますが、そこはお許しくださいませ。また2年後には、何かが降りてきてそこに宿ったような、one & only の「オーパス1」仕様も展開する予定です。重ねてよろしくお願いいたします。(写真の箱と紙はイメージです。)

大変恐縮ではありますが、当店、クレジトカードに対応できておらず、もし何かお買い上げいただける場合は現金決済となってしまいます。ご不便おかけいたしますがご容赦いただきますようお願い申し上げます。また不定期営業であり、倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。すでにお買い上げいただいている場合もありますのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。*当店につきましてはこちらこちらも読みいただければありがたいです。*コーヒーのご提供につきましてはコロナ蔓延を鑑み、現状自粛させていただいております。