未来永劫お試し価格!

こんにちは、Tango245です。
「だからウインドウズにするなといったやろう」とは懐かしい言葉ですが、このマイクロソフト、滅茶苦茶しぶとい会社ですよね。ブラウザーが出たときは終わったと思いましたが、いつの間にか復活、最近もGAFAで今度こそと思っても、なぜかGAFMAだかGAFAMだかになって、やはりいつのまにかマイクロソフトは入っています。

昔、ある製薬会社の社長と話をしていて、「製薬会社は副作用一つ出せば企業存亡の危機に陥るんだけど、マイクロソフトは見切り発車で商品売って、顧客からお金もらってバグを見つけてもらっている。なんかおかしくないか。」とおっしゃっていて、「まったくだ」と思ったものでした。それでかなり歯切れが悪いのですが、昨年来始めているうちの別注品も、どちらかというとマイクロソフト的な部分があるのは否めないわけで、もちろん徹底的にバグ出しは行っており、またお客様のお身体は一人一人違いまして、、、とはいっても、「うちもそうや」とその社長に言われそうで、かなり形勢不利なので、のらりくらりとなるべく会わないようにしています。はい。

それはそうなんですが、例えば当店のネクタイ、14ピアゲのハンドロールですので、製作に最近は約7時間かかっています。東京都の最低賃金(時給1013円)でもそれだけで7000円になります。ミラノの巨匠とのブラインドテストでは、最近ではもはや負けた記憶がないので、そんな手間賃ではもちろん失礼であります。また生地で言いましても、ちょっと有名なウールですと、幅は違いますが、最近は1mあたり1万円ぐらいします。当然シルクとなって、さらに14ピアゲは1m以上必要ですので、原価は「時給  x  7時間 + 生地(120㎝)」で適正なる手間賃とそれなりの生地の値段を当てはめてみていただければ、この段階で1万8000円の価格は普通ならギリギリ以下なのであります。世界最高水準のハンド比率の別注シャツも、ミシンを本当に使わない別注スーツも、カールフロイデンブルグを使う別注靴も今はそんな値付けになっています。

では、なんでそんなことしているのかというと、数年後、圧倒的な世界一を目指しているからであります。ネクタイやシャツが10万円、スーツや靴が100万円でも「これ安いやん」と言ってもらえる、そんなグレードを目指しており、今はその固まってきたコンセプトの経験値を上げていく段階だと考えております。なので、言いにくいのですが、(お試し価格はギリギリ以下の価格ですので)今しばらくバグ出しにお付き合いいただきたく、若い職人に叱咤激励をいただきたく、とそういうことであります。「なり」で人気化してしまうと「息切れ」して伸びがすぐ止まりますので、圧倒的な戦力で一気に制圧する計画です。

それで今バグ出しにご協力いただけるお客様は神様ですので、上記のようなお代を頂戴できるようになりましても、未来永劫お試し価格(特殊な生地と仕様は別途要相談で)で承ります。ここが当店とマイクロソフトとの違いです。「イーロン・マスクには負けてもビル・ゲイツには負けたくない!」って完全に負けてますけど、そんなことは気にしません。一物二価? イコールとフェアは違いますので大丈夫です(資本主義とはそういうものです)。

次回シャツ受注会、7月の日程が厳しく、8月になってしまいました。平日は8月5日、あと休日等は、連休の端のどちらか、7か9日で考えております。上記のような話も含め、諸々そんな感じですので、ご一報いただければ幸甚です。よろしくお願いいたします。価格は120双か160双の白無地の生地代込みで3万6000円と3万9000円、値段の差はハンド比率の違いです。

大変恐縮ではありますが、当店、クレジトカードに対応できておらず、もし何かお買い上げいただける場合は現金決済となってしまいます。ご不便おかけいたしますがご容赦いただきますようお願い申し上げます。また不定期営業であり、倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。すでにお買い上げいただいている場合もありますのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。*当店につきましてはこちらこちらも読みいただければありがたいです。*コーヒーのご提供につきましてはコロナ蔓延を鑑み、現状自粛させていただいております。