名物高速コーナー、vol.2

こんにちは、Tango245です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。組織を変えるには偉くなるしかなく、偉くなるには、、、とだんだんスライスしていくのがいやで、なるべくロングテールの右端の方で生きていきたいと思っているのですが、「世界を変えよう」、「世界を驚かそう」とやってると、なかなかそうもいかないもので、人生ままならないものです。まあいきなりそんなことを言ってもしょうがないので、気持ちを切り替え、当店の誇る高速コーナーをご紹介します(なんで?)。少し前に、柄物シャツのコーナーはお客様も安心して飛ばせるポイントで、、、とかなんとか書きましたが、実は当サーキットには、高速コーナーがもう一つあります。その名も名物ブリオーニコーナー‼、皆様全開で通り過ぎて行かれます。

ぱっと見、なんの変哲もないどころか、「SUITS」では三枚目役のルイスご愛用のブランドな一方、値札を見ると即気絶で、ゼロが二つ間違っていないかと思うほどコスパは最悪に思えます。ですがそこは既製服の老舗、設立は1945年で以来業容を拡大しているわけですから伊達ではありません。ちゃんと元が取れる世界があるわけであります。

先日お見えいただいたお客様も、ロシアンカーフで悩まれていて、値段も高く、使う場面も限られるわけで「実際どうですかね」と聞かれ、「そうですね、とりあえずうちのブリオーニ着てお仕事頑張って下さい。こいつらに稼がせますから。その稼ぎで心置きなくロシアンカーフをお買い上げいただければ。」と話しました。キトンやアットリーニとの違いはここで、ビジネスはブリオーニなのであります(恋は相手にもよりますがゼニアかブルネロでしょうか)。この拡大再生産のループを一回知ると面白いもので、それがフェラーリやパティック(自分はこのあたりまででしたが)へ、さらにはコモ湖やシチリアの別荘、果てはACミランとかユベントスまで行けてしまうのではないかと思っております。買い物とはそういうものではないかと思います。

別にブリオーニから何ももらっていません(くれません)が、このコーナー、ブリオーニ愛が強すぎて、だんだんと道幅は太く、距離も長く、ヘアピンだったのがS字になっているのですが、そこをお客様はほぼ直線で通過されていきます。ですがいつかはここが渋滞して2速まで落とさないといけなくなって(もともとはヘアピンでしたし)、それで皆様の成績が上がってボーナスアップ、当店もロシアンカーフやビキューナが売れて売れて閉店ガラガラになればと思っております。敷居が高そうですが、当店は新品が定価の半額の半額なので平和です。海パンや短パン、ポロシャツやTシャツもありますので、まずはその片鱗を感じていただき、手ごたえあればスーツ羽織って、チョロっと世界を驚かせてやってください。(なんか販促用のこんなプレートとか貸してもらえないもんですかね。)

 

大変恐縮ではありますが、当店、クレジトカードに対応できておらず、もし何かお買い上げいただける場合は現金決済となってしまいます。ご不便おかけいたしますがご容赦いただきますようお願い申し上げます。また不定期営業であり、倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。すでにお買い上げいただいている場合もありますのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。*当店につきましてはこちらこちらも読みいただければありがたいです。*コーヒーのご提供につきましてはコロナ蔓延を鑑み、現状自粛させていただいております。