キトンかブリオーニか

こんにちは、Tango245です。
よく「キトンとブリオーニ、どっちがいいですか」と聞かれます。一般的な答えとしては「どっちもいいです」、あるいは「好みです」で、「00な人はキトン、00な人はブリオーニ」かもしれません。店主は、「徹子の部屋に呼ばれる時はキトン」、「ニューヨークに進出される時はブリオーニ」とお答えします。「逆じゃダメですか」と聞かれたりしますが、「絶対ダメです」とお答えします。

「絶対という言葉は絶対言ってはいけない」昨今であります。試験問題の4択でも、「絶対」という言葉が入っていたら、とりあえず即スルーが鉄則です。ですが、絶対を使ってしまいます。

買った洋品を飾っておくというのもアリですが、できれば着こなしたいですし、着倒したいです。それで着こなす、着倒すというのは、ある意味、元を取って初めて言える言葉なんじゃないかとも思います。また元を取るというのは、長く着るということでもありますが、できれば文字通り元を取りたいもので、さらに言うと「金額以上の何か」を回収したいものです。どちらも定価だとスーツで消費税だけで10万円近くとられる価格帯、こいつらにもいい仕事してもらわねば、です。

徹子の部屋では、歯に衣着せぬ黒柳さんに「あなた、どこかお上品ですわね」と言っていただければ、その映像が折に触れ取り上げられ、一生生きていけるような気がします。少なくとも元は十分に取れます。そんな時、キトンの肩の感じや生地感が黒柳さんに心地よい催眠時術をかけてくれ、頼りになるわけであります。一方で徹子の部屋にブリオーニを着ていくと、「あなたのお召しのお洋服、ずいぶんお高そうですわね」とチクリとやられるかもしれません。元を取るとるどころか一生「高いさん」と呼ばれるようになってしまいます。

逆にニューヨークに進出されるとして、ビジネスの席上で、こちらがブリオーニなら「あかん、こいつ油断できない」となりますし、キトンなら「なんやこいつ」となります。そこで「キトンのカシミアなんだけど、あいつキトン知らんのか」とか思っても試合終了。結果100億円のディールが、片や117億円に上乗せされる一方、もう片方は89億円に値切られ、上下で28億円の差が出ます。もちろん相手がブリオーニの場合も多々あるわけですが、その場合、上乗せは無くてもディスカウントはありません。マイナスを未然に防いでくれるわけです。ディールなんてある意味、はったり半分。少なくとも服で足を引っ張られることはあってはいけません。上手く使えば、100万円のスーツの10着や20着なんて安いいもんです。

「色や生地はどういうのが、シングルとダブルは」と聞かれれば、「サイズあっていれば、とりあえずなんでもいいです」と答えます。そういうのは我々が考えることではなく、ブリオーニやキトンが考えることで、実際彼らはそればっかり考えているはずで、伊達に高い値段つけてません。あえて言うと、似合う、似合わないもあまり関係ないです。もちろん似合っているに越したことはないですが、それと共にその場所にキトンやブリオーニを着ていることが重要なのであります。

ということで、キトンは皆様、割とお持ちだと思いますが、ブリオーニはそれほどでもないような気がします。海外狙っているお客様、タンスに1,2着はブリオーニをご用意しておいてください。優秀な弁護士先生のようにいい仕事してくれると思います。当店でも未使用品を激安価格、その辺のスーツの値段でご用意しております。よろしくお願い申し上げます。また来る4月11日と15日のシャツ受注会も引き続きよろしくお願いいたします。

大変恐縮ではありますが、当店、クレジトカードに対応できておらず、もし何かお買い上げいただける場合は現金決済となってしまいます。ご不便おかけいたしますがご容赦いただきますようお願い申し上げます。また不定期営業であり、倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。すでにお買い上げいただいている場合もありますのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。*当店につきましてはこちらこちらも読みいただければありがたいです。*コーヒーのご提供につきましてはコロナ蔓延を鑑み、現状自粛させていただいております。