こんにちは、Tango245、結城恵介です。
大手企業なら今でも接待用に色々な席を確保されていると思います。代表的なのは東京ドームのネット裏周りの二階の一角でしょうか。試合を観れる席が数席あって、その奥に食事ができる個室があります。球場に入る入り口も別なので楽チンです。自分も何回か連れて行ってもらいました。おかげさまです。
一方、個人で楽しめるお手軽バージョンが、日本ハムの本拠地が東京ドームだった頃の「ほろ酔いシート」であります。これは、対角線で外野より遠い内野の奥の方の席の一角が、日産スタジアムでいうとB’zの二人が胡麻粒に見えてどっちが稲葉かわからないようなシートではあるものの、ドリンク一杯と日本ハム製品一品ついて、確か1000円という破格のシートでした。当時、日本ハムは半分は札幌も使っていたと思うのですが、東京ドームの時は狙い目でした。というのもそんなシートが設定されるぐらいですからガラガラなわけです。それで回を追うごとにサラミ方式で席が移動、なぜか試合中盤にはネット裏の4,5列目にいるという超常現象が起こるともっぱらの噂のシートです。さすがに松坂の時は混んでいてネット裏までは無理でしたが、それ以外のカードだとだいたいは大丈夫でした。ですがそんなシートも難点はトイレです。せっかくの超常現象が起こっても、トイレに行けばリセットされます。出るには出れますがスタンドへの入り口はその外野より遠い内野の奥です。あまりチョロチョロしてるとこの超常現象が解明されたりもしますので、慣れてくると無料の一杯目はビール(定価は800円)、2杯目以降はチューハイ(500円で安い)でチビチビやるようになりました。
東京ドームは別としてセリーグなら神宮球場です。意外とここの年間シートも企業は持っているのですが、当時は人気がなかったので接待には不向きで営業マンも使わなかったようです。それで「使わないなら回してよ」ということで結構回してもらいました。色々な選手のプレーを見させていただきましたが、別格に凄かったのが「大魔神、佐々木」です。神宮球場のブルペンはグランドの中にあり、終盤、ベイスターズだと大魔神がそこで肩を作り始めるのですが、このキャッチボールが超絶でした。自分はネット裏中段でその投げ込みの延長線上にいるのですが、キャッチャーが立っていると、投げるたびに危ないと思って身体が本能的に仰け反るんです。相当離れていてしかもネットもあるのにです。自分だけじゃなく周りもそうで、局地的にはもう試合そっちのけで盛り上がっていました。あんなボール、打席に立ちたくないです。外人でも同じだと思いますよ。それプラス、あのフォークがありますので、そりゃあ打つのは無理だと思います。別格でした。
ということで、FORZAさんの連載第2回は、バーグドルフのダブルネームでありました。バーグドルフの話は、少し前に書いていますが、別格です。うちの別注品も海外でコラボ受けるとしたら、パリのオールドイングランドかここだったのですが、オールドイングランドはすでに閉店、ここも親会社がチャプター11で、昨今の業界の流れや消費動向を感じざるを得ませんが、当時のような商品への熱い気持ちは当店で引き継いでいきたいと思っています。
そんな想いもあり、そんなバーグドルフのダブルネームをご紹介させていただきました。相方は、80年代代表としてアルマーニ、90年代代表としてドルチェ&ガッバーナをお持ちしました。どちらも今のように大きなロゴ等ついてないいい時代の物です。今着るにはアルマーニは少し厳しいですが、ガッバーナの方は、その香水のせいなのか、今着ても普通に格好いいので気に入っております。また店内には、このほか、バルスターやシモネゴダール、セントアンドリュースやマークジェイコブス等多士済々の布陣であります。涼しくなれば、このバーグドルフ、ダブルネーム祭りも控えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
大変恐縮ではありますが、当店、クレジトカードに対応できておらず、もし何かお買い上げいただける場合は現金決済となってしまいます。ご不便おかけいたしますがご容赦いただきますようお願い申し上げます。また不定期営業であり、倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。すでにお買い上げいただいている場合もありますのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。*当店につきましてはこちらとこちらも読みいただければありがたいです。コーヒーのご提供につきましてはコロナ蔓延を鑑み、現状自粛させていただいております。