コノリーレザーのブルゾン

こんにちは、tango245です。
本日はコノリーレザーのブルゾンについて書かせてください。
ロールスロイスのシートに使われているということで有名なコノリーレザーですが、そのコノリー社は、ブルゾン等の川下展開もしていて、ロンドンに路面店があります。少し前に日本国内のセレクトショップでもブースを設けて小物類が展開されていましたが、アパレル類はほとんどなくて、ナイロン素材のブルゾンが44万で出ておりました。コノリーレザーを使うと相当高価になり、セレクトショップも最近は在庫できないのかもしれません。(違ったらすみません)

ロンドン店は、店主が10年ほど前、ボンドストリートを探索していて、少し外れたところでその路面店を見つけた際に立ち寄りました。間口こそ、こじんまりとしていましたが、中は奥行きがあり、いろいろな楽しい商品があったように記憶しております。奥はブルゾン等のアパレルが置かれ、どちらかというとベーシックな品よりは奇抜なデザインの品が多くありました。ただ驚いたのは革の質感であります。革といえば、エルメス(セラファン)、ロエベ等が思い浮かび、双方とも素晴らしい質感を誇っておりますが、コノリーもこれらに勝るとも劣らない質感であります。触った際、しなやかにヌメッっとするこの感じは何とも言えません。店主は一時期ロールスを所有しており、コノリーの代名詞となっているそのシートの感じはわかっていますが、車の場合は耐久性への配慮があるのか若干硬く、これら洋品群のほうが数倍いい質感が出ております。

そしてその際そこで購入したのがこの2点です。双方フランス製でサイズは48になります。48ですが、普段はスーツでおおむね44の店主が着ていて違和感がありませんのでサイズの守備範囲は広いと思います。青いブルゾンは、濃いフレンチブルーという感じで色が見慣れませんが、白や生成りや薄いベージュ等と組み合わせれば落ち着くと思いますが、フランス人張りにもっと変わった色遣いができるかもしれません。茶の方は非対称で一部スエードが使われていますが特に主張はしていないのでよく見ないと気づきません。それよりも白のステッチが絶妙でかなり恰好いいです。どちらもユーズド品になりますが、前述のナイロン製のブルゾンと比べても数分の一の価格で出しております。フランス人的な着こなしを目指すお客様、ぜひ見ていただければと存じます。

 

大変恐縮ではありますが、当店は不定期営業で、また倉庫や自宅にて保管し店舗にない商品もありますので、原則予約制とさせていただいております。またすでにお買い上げいただいている場合もあるかもしれませんのでお手数おかけしますが、ご来店の際はメールか電話にてご連絡いただきますようお願いいたします。店主の予定がなければ土曜日曜祝日を問わず、また夜間についてもご対応させていただきます。ナポリの名店マリネラを真似てコーヒーをご用意しお待ち申し上げます。よろしくお願いいたします。