Tango146~149、パリロブのコンビ、ラバーソール

靴をビスポークする場合、初めの1足は、多分、黒か茶のストレートチップで、ある程度数が増えてきて、モンクスやローファー、その後にスエードとかに流れる流れかと思います。

その対極にあるのがラバーソールやキャンパスのコンビのビスポークではないでしょうか。既製品にラバーソールやキャンバスとのコンビで雰囲気のある靴はほとんどありませんので、ビスポークという選択はありで、食指は動くのですが、価格も通常のビスポーク価格とほぼ同じなので、やっぱりもったいなくて、「今日のところはこれぐらいで勘弁してやるわ」と、この選択はなかなかできないわけです。

ですが海外にはビスポークをするのが仕事のような沼の住民が存在しますので、こういったおしゃれなビスポーク靴が埋まっております。当然上客ですのでロブも手抜きはしていません。そんなパリロブのラバーソールやキャンバスとのコンビ。まさに孤高の存在で、価格も雰囲気も押し出しの強さも世界最強な選択と思われます。